ボトックス注射は臭いや脇汗を抑えることができる?

気温の高い時期になると気になる汗。とくに脇汗は洋服に汗染みを作ってしまうので、外から見えて恥ずかしい、臭いも気になるし…と、多くの人を悩ますものです。脇汗対策として様々な対策がありますが、その一つにボトックス注射というものがあります。ボトックス注射にはどれだけの効果があるのでしょうか?また、痛みは…?

 

ボトックス注射とは、メスを使わずに脇汗を減らす治療法で、脇にボツリヌス菌毒素を注射するというものです。ボツリヌス菌毒素には神経や筋肉の動きを抑える働きがあります。脇には汗の量と臭いの原因となる二つの汗腺があるのですが、ボトックス注射をすることで、神経からこれらの汗腺へ出す信号を弱めることができるのです。治療方法は脇に数か所注射をするだけ。10分程度で簡単に終わります。その効果は…というと、個人差もありますが、注射をして2日ほどで効果が表れ始め、1週間〜2週間くらいたつとほとんど汗をかかなくなった、と実感できるようです。

 

ではその効果はどれだけ続くのでしょうか。残念ながら、一度の注射で一生続く、という訳ではありません。一般的に、効果は3か月から半年の間持続するといわれています。そして、どのように効果がなくなるのかというと、ある日突然汗をかき始めるということはなく、徐々に汗ばむのを感じ始めるという感覚のようです。ですので、暑くなる前の、湿気が多くなる時期に注射をするという目安の人が多く、1年中汗をとめたい人は定期的に注射する必要があります。効果は体質などの個人差もありますが、注射の種類や量・先生の打ち方によって違ってきたり、また、生活習慣によっても変わってきます。なるべく汗をかかないように激しい運動やサウナなどを控える、といった注意も効果を長続きさせる秘訣いえそうです。

 

さて、ボトックス注射の痛みですが、麻酔の注射後にボトックス注射をするので、それほど痛むことはありません。注射が苦手な人は麻酔の注射自体を痛いと感じるかもしれませんが、麻酔は避けられません。

 

また、注射による内出血をする場合もありますが、2〜3週間ほどで消えていきます。